【バスで行く】ビルバオからサンフアン・デ・ガステルガチェへの行き方
こんにちは。Mimiです。
先日はバスク地方の、じわじわ日本人にも知られてきている「サンフアン・デ・ガステルガチェ（san juan de gaztelugatxe）」についてです。（以下：ガステルガチェ）
ガステルガチェとは？？
スペイン版「万里の長城」とも呼ばれる半島。モン・サン・ミシェルにも似ていますね。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」というドラマシリーズに登場した場所でもあります。
アクセス（ビルバオ市内からバス）
そんなじわじわと人気観光スポットになりつつある、ガステルガチェ。
夏休み期間はビルバオ市内から直行で行くことができます。
しかし、オフシーズンは、ガステルガチェの手前にあるバキオという村までしか、バスは連れて行ってくれません。「え？それからはどうするの？」という気持ちは抑えて、とりあえずバキオまでのアクセスを。
＜バキオまでのアクセス＞
Moyua広場のDockers前からA3518に乗車
写真でいうと、この白い建物の前のバス停から、A3518のバスに乗車。バキオ行きですが、ムンギアという村を経由します。
バスの時間は曜日や時期によってもかなり違ってくるので、自身で確認が必須です。ビルバオ市内にあるインフォメーションに尋ねるのもいいかと思います。
＊私の行った日のバスは１時間間隔でした。
バスが到着
緑の観光バスです。行き先によって料金は変わって来るので、乗車時にバキオまでと伝えましょう。料金は2.55ユーロでした。お釣りは基本的にもらえますが、できる限りピッタリもしくは５ユーロ札を準備すると◎です。
バキオ到着
バス乗車から４０分ほどで、バキオに到着。
しかし先ほども述べたように、バキオはゴール地点ではありません。バキオからガステルガチェまで行くには、二つの選択肢があります。
①乗合タクシー ②徒歩
さぁ、どちらで私は行ったでしょうか。
徒歩です。
過酷すぎたバキオからの徒歩をレポートしますね。
ひたすら徒歩
とはいっても「普通に歩ける」という情報は聞いていたので、歩きました。普段健康的な生活をしていないので、「いいきっかけだ！」と思いながら、グーグルマップの情報を頼りに、歩き始めます。
しかし・・・
まぁこんな山道が続きます。写真で見ると大したことないように見えますが、坂の角度が異常。長く急。特に往路は、こんな果てしない坂道が、３度ほどあります。息切れと汗が止まりません。
この終わりの見えないこの山道を、４０分歩き続けました。
終わりは突然訪れます。
駐車場が見え、多くの観光客が。ガステルガチェのスタート地点にあるバルを発見。
ここでようやく、ガステルがチェのスタート地点に到着したことを知りました。ここで休憩。もう正直ここがゴールであってほしい。と思いながら冷たいドリンクを飲みました。
ガステルガチェの教会への道のり
スタート地点からは、教会までは３０分ほどです。坂を１０分ほど降りたあとに、頂上にある教会への階段を２０分ほど登ります。
ちなみに道は舗装されている場所ばかりではないので、くれぐれも歩きやすい靴で訪れましょう。写真はスタート地点の看板です。
坂を下るとついにガステルガチェが見えて来ます。まだここがゴールではないものの、荘厳な雰囲気を持つガステルガチェに、感動が止まりません。下の写真のオレンジの屋根の建物が教会で、ゴール地点です。
階段は２３０段ほどとのこと。４０分きつすぎる山道を歩いてきているので、休憩を何度も挟みながら、歩きました。
そして教会に到着！！
ゴール地点にあるものは教会だけ。ちなみにその教会にある鐘を、３回鳴らせば願いが叶うのだとか。私も鳴らして来ました。何かいいことあるかな。
さぁ帰りましょう
帰りは来た道を戻るだけ。往路と比べると、どのくらいの距離かを把握はできているので、気持ちは楽です。水分補給を何度も挟みながら、１時間半ほどで、バキオまで戻って来ました。バキオの海は波が大きかったです。
A3518の同じバスで帰りました。バス停も行きで降りた場所の反対側から。参考程度にバス停に貼ってあった写真を載せておきますね。
そしてビルバオ市内で乗ったバス停と同じ場所で下されました。こちらも同じく乗車時間は４０分ほどで、値段ももちろん同じ2.55ユーロ。
ちなみに
その日の歩数計は22,013歩。歩いた距離は16.21kmでした。（笑）
最後に
あまり日本人には知名度が少ないガステルガチェですが、じわじわと観光地化が進んでいます。２０１８年９月現在は無料で入ることができますが、数年後は有料化されてしまうかも。
その根拠は、スタート地点にある窓口で、そこで国籍を聞かれ、チケットを同時に渡されたからです。加えて、「次から来るときは予約をしてください」と言われました。予約は写真の下に書いてあるURLからできます。
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