【スペイン3大祭り】「牛追い祭り 2018」を見に、パンプローナへ
こんにちは。Mimiです。
先日、スペイン三大祭りのうちの一つである「牛追い祭り」に行ってきたので、今回は牛追い祭りついて、お話ししていこうと思います。
- その前に、牛追い祭り(Sanfermin)とは?
- なので、前日の20時過ぎにパンプローナ着。
- 深夜3時過ぎ 場所取り開始
- 5時過ぎ テレビカメラ用のセットが建てられる。
- いろんな人がいる。
- 牛追い祭りと性犯罪
- 8時。スタートの合図が響きます。
- まとめ
その前に、牛追い祭り(Sanfermin)とは?
ナバーラ州の州都パンプローナで行われる三大祭りのうちの一つ。
祭りの期間中、毎朝8時にスタート地点から放たれる牛の前を勇敢に走ることができるのかを試す度胸試しのお祭り。
牛の前を走ることができれば、村の人気者。しかし牛の角は鋭く、走っている際に牛に刺されてしまうこともあり、負傷者が毎年多くいるなかなかクレイジーなお祭りです。
せっかくだし生で見てみたい
スペイン三大祭りの一つ、せっかくだから生で見てみたいと思った私は、パンプローナ行きを決心。
しかし牛が放たれる数時間前には、「牛の走る道沿いは、人で埋め尽くされ、入場制限も」という情報が。
「せっかく行くのに、見れなかったなんかありえない、絶対見たい!あわよくば最前列で見たい!」というわけで、結局徹夜して待つことにしました。
なので、前日の20時過ぎにパンプローナ着。
歩く人ほぼ全員が、正装の白のTシャツに赤のバンダナ。
「赤のバンダナ後で買わなきゃ・・・」そんなことを考えながら、そこから友人と合流し、とりあえず正装以外の格好は、浮くので、バンダナを購入。
エコなコップシステム
ドリンクを一回目に買う時、1ユーロでプラスチックのコップを買いました。最後に、券とコップを返せば1ユーロ返ってくるシステムです。
出走予定の牛さんたち。
いい部分だけじゃない
夜が更けていくにつれて、増える酔っ払い。(スペイン語でBorracho) 瓶が割れていて、危ない。地面もベタベタしています。
トイレ
自分が慣れてしまったのかトイレは、さほど気になりませんでした。結構いろんな場所にトイレは設置されていたので、お祭りでありがちの、女子トイレの行列も、見かけませんでした。
遊園地
そして興味深かったのがこれ。常設なのか、祭りの時だけなのかは少しわかりませんが。。。<追記7月18日>常設ではない、移動遊園地だそうです。自治体?か国?がお金をだしているんだそう。すごい。
牛さんのスタート地点から徒歩10分くらいの、キラキラ光るアトラクション。面白かったです。深夜にもかかわらず子供も大人も楽しそう。
そんな感じでうろうろしていたら、もう深夜2時とかになっていました。
深夜3時過ぎ 場所取り開始
ついに私たちは、スタート地点からすぐの、サントドミンゴ通りで待ち始めました。
私たちが、一番目の待ち人でした。それからじわじわと待つ人が増え出します。眠気に襲われながらも、眠るなんて絶対できないので、ひたすら待ちました。
5時過ぎ テレビカメラ用のセットが建てられる。
正確には覚えていませんが、全世界へ中継されるためのセットが建てられます。下の写真の銀色の骨組みがそうです。
そんなこんなで朝になり、道が清掃車で掃除され、参加者が集まります。
いろんな人がいる。
ここだけの話、何時間前からも待っていないのに、割り込んでくる人は、います。
五時間前から待っているので間に割り込まれたくないの一心で、私も負けないようにしていました(笑)
お祭りの時なんか特に、自己中なスペイン人はたくさんいます。少し嫌な部分を見た瞬間でもありました。
牛追い祭りと性犯罪
あと少しずれてしまいますが、数年前の牛追い祭りで起きた性犯罪のせいで、「女の子は、牛追い祭りに行かないほうがいい」と何人かの友人に言われました。
でも私の予想していたよりも警官は結構いたので、言われているよりも、安全かなと思いました。
でも、祭りへは複数人でいきましょう、男性がいるとなおよし。人通りの少ない通りへは入らない。これさえ、守れば基本は大丈夫かなと思います。あと大前提ですが、スリにも十分お気をつけください。
この祭りはパンプローナの大きな収入源であるので、観光客が減らないように、評判を落とさないように、自治体からの「安全ですよ!」というアピールがあちらこちらに。
話を戻しますね。
なんだかんだで朝7時45分。
ひとひとひと!!!人だらけ!会場の熱気も最高潮。政治家が現れたり、みんなで歌を合唱したり。
8時。スタートの合図が響きます。
それと同時に少しテンパる参加者。そしてすぐ牛はやって来ます。
本当に一瞬です。その後小さな牛たちも走って来ますが一瞬。笑
終わった瞬間になんかひたすらクレイジーさに笑っちゃいました。
担架で運ばれる人、あんだけ、ウォーミングアップしていたのに、笑っちゃうくらい必死で端っこに逃げちゃう人。スペイン人らしいかなって思いましたね。
その後は闘牛場で催し物もあるみたいですが、もう体力は限界。フェードアウト。
私たちは、パンプローナから1時間ほどのサンセバスチャンへ向かいました。
サンセバスチャン編はこちらから。
まとめ
牛追い祭りへ実際に足を運んでみて、すごくいろいろなことを感じました。ただ、行きて来た中で間違いなくクレイジーな思い出ランキング第1位。(笑)
一生に一回で十分なので、体力に自信のある方は、ぜひ足を運んでみて下さい。
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